スロットプラス



旅打ち

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旅打ち状況

行動 (1)

2002年、スロプロになって3ヶ月が過ぎる頃にはプチ旅行を繰り返していました。
仮にもスロプロという意識で稼動をしていれば負けるワケにはいきませんからね。
これはもう完全にお仕事状態。
しかしホールも営業していかなければならない。
当時はスロット全盛期で、スロプロなんてガチガチの狙い方でしっかり勝っていく。
常連さんが「あの人、また出している!」なんてことを店員さんに告げ口までする。
そりゃあ、店側の立場からすると雰囲気を悪くするスロプロは来店して欲しくはないでしょう。

そこで近場のホールを数店舗、掛け持ちして打つのだがそれでも3ヶ月程度で各ホールの警戒心はアッと言う間に高くなってくるのです。
既に勝ち過ぎによる出入り禁止になった人の話は聞いていたので危機感は募る。
隣の県へのプチ旅打ちに出る動機にも繋がっていました。





2003年6月20日17:00時、地元を離れ一気に北海道上陸。
当初、1年予定で全国を旅打ちで制覇しようと企み、意気揚々と車を飛ばす。
北海道の小樽港には22日に到着、旭川を拠点にし行動開始!


ハイ!いきなり勝ちまくり!
さすが高設定地域の北海道です。
7月15日には旅費、アパート代(敷金、礼金1回分を含む)を全て回収しテンションも上がる!

こうなると人間ってヤツは簡単に儲けられる事に満足して怠けてしまう。
北海道は3ヶ月の予定だったが当初の目的をいきなり忘れて住み着いてしまった。

この時は本当にラクして勝っていたから、このまま永住しようか!?と思った程で
再び動き出したのは雪がふり始める10月中旬。
予定地の稚内でしばらく打つが今度はキビシイ戦いになる。


え〜っと観光地はダメです・・・  
イベントもガセが多くて正直時間の無駄。
と、言う訳でこの時だけは観光の方に力を入れました。
これは旅打ちの楽しみの1つかな。


その後、北部をまわり拠点の旭川に戻り高設定狙い!
高設定地域の人達は良い台に慣れすぎなのか、花火百景の設定5ぐらいは簡単に捨てる。
こうして拾った台で閉店まで打ち続ける稼動がメイン。
昼前によく座りました。看破率は8割ぐらいかな!?

猛獣王、アラジンAのイベント狙いも大きな収入となり文句無し。




行動 (2)

2004年の3月後半
風邪でしばらく打っていない、いや風邪は簡単に治ったのだが悪いクセが出てしまい
打たなかった。
病気中に見ていた「ルパン」が面白く、その他にもジャンルを問わず100本以上の
ビデオを借りては観ていた。
この時期はマジでスロットを忘れていました。
再び本業に戻ったのは、ビデオに「飽きたから」という理由・・・・・。   
どうせ何時でも稼げるんだ!と自分に甘くなっていたのも事実。

4月はシンドバットアドベンチャーの大航海モードがなければヤバかったマジで。



GW後に拠点を札幌に移す、こちらも文句無しに勝てるが当初の予定で旅打ちは1年間。
6月になるちょいと前、青森に入った頃からスピードをあげ南下を始める。 

東北も北海道と同じく好調、高設定も入っているしイベントも本物。
こうなると動きたく無くなってくるのですが・・

でもですね!さすがにスロット全国制覇の夢があるのでここは我慢です。
また冬になり雪が降り始めると面倒なのでスピードを上げて東北の各県を周る。
東京は2年ほど住んでいたのでスルーし、千葉に到着は7月。

ここから西に進み神戸から淡路島経由で地元の香川に戻る。。




同年8月20日、今度は新潟に飛び日本海側を探索予定だったが、新潟も結構良い。
ここから関西方面に行けば行くほどレベルが下がってきます。
これ以上は無駄と実感し島根から広島と回り旅打ちは終了する。

9月中旬に新潟を発つ、地元には10月後半に到着。
こうしてプチ旅行を含めると約2年間は旅打ちをしていました。


※ 九州・沖縄には行ってません





感想

どうも琵琶湖を中心に東と西。
関東と関西では多きな差があると実感しました。

千葉県でも楽勝で高設定を頂けましたが、東京を挟んだ神奈川県では目に見えて悪くなる。
さらに京都から関西方面になると高設定のDEが一台も無いなんて普通。


女性専用のレディース台はどこにでもあるが高設定地域ではほとんどが
設定5以上に対して低設定地域では2以上。 
これは「キングパルサー」で判断しているので100%間違い無いと言えます。


ホールでも 「設定6! 設定6が確定です!!」で、設定4が最高設定。
設定Eを設定C以下なんてバレバレなのに、堂々と謳っている。

客が全員で暴れだしそうなオール1?というイベントもあった。



旅打ち時も高設定地域には長く滞在していたが関東以降は2日ほどで終わりにした地域がほとんどで
九州に行かなかったのは結果が予想出来てヤル気がなくなったからです。


これならもう1度、北海道に戻る方がマシでしょう、収支表をみれば一目瞭然。
不特定多数の台をハイエナに徹するより高設定を見つけ出してブン回す方が勝てる。
当時、4号機の設定6は簡単に10万勝ちが出来たしね。





設定別の地域予想


    高設定地域:  北海道  東北  北陸  関東(北・東)
  準高設定地域:  関東(南)  東海
    低設定地域:  近畿  中国  四国


今ならスロのブログなどで、この程度のことは誰でも知りえることが出来るでしょう。
また関東在住のスロプロが関西に引っ越して負けるようになった!
逆に関西在住のスロプロが関東に引っ越して勝ち額が増えた!
などをよく聞きますが、これは当然ですね。


高設定地域では高設定狙いが主流。
低設定地域では各機種に合わせた狙い方でプラス収支を目指す。

狙い方とそれぞれのホールに合った立ち回りが出来なければ勝ち続けられないです。




スロットに関係ない話

プチ旅行から全国的にスロ(パチも少々)を打って周りましたが、とにかく困るのが寝床。
車で移動してたとはいえ、車内で寝られるなんて夏の前後とか暖かい時期だけ。
もちろん夏でも15℃を下回る地域なんて無理やし。

拠点を構えていたのは北海道にいた時だけだが、そこから2時間以上も離れてしまえば、また近くで宿をとるしかないんです。
大抵は23時まで打ってたから泊るところが無いことも踏まえ、開店前に宿の確保が必須だったわけ。

そっから南下して行ったが、結構いい加減な性格なので 「まぁ、どうにかなるだろう」 と朝一の宿確保はほとんどせず、結局日付が代わる時間帯くらいに一泊1万円以上するホテルに寝るだけの為に駆け込むことも多々ありました。

そりゃあ今みたいに24時間営業のネカフェとかあれば全然経費も抑えられたんでしょうけど当時はマンガ喫茶で、しかもそんな便利なところは車を止めることが出来ない都心部くらいにしかなかった。
土地感にも疎く、夜中でも開いていやすいという理由からどうしても目立つデカいホテルを優先的に探してしまう。


また、ビジネスホテルとか民宿とか、いろいろ泊ったけど記憶に残っているのは何故か幽霊の出そうなボロい民宿くらいで、ホテルではベットがあって朝食はバイキングだったってことくらいしか覚えていない。

パチ屋が集中している地域なら数日は滞在するから、ビジネスホテルとか民宿は「1週間泊るから1日分マケテ」と言えば意外とOKしてくれます。


そんでですね・・・・ 
たま〜〜〜に、起きたときえっ、ここどこ???とか記憶が飛んでたりするんです。


まぁ、実際はいま何県にいるか確証がもてなかった事もあったし、山ん中では完全に方向が狂ってどこ向いて走っているかすら分からないなんて普通にあった。

なんたって地図もってなかったもんなぁ〜〜〜〜〜

太陽の位置で方角を、たまに現在地がどこなのかをコンビニや本屋で確認する程度。

携帯もやっとメールが普及しだした頃やし、そもそも駅があれば線路沿いに走っていくだけでそのうち大きな駅に着く。
そしたら人通りも多いんで今どこにいるかという確認と、職場と寝床の確保は容易となるんです。
駅の近くって大抵はパチ屋とビジネスホテルがあるもんやし。

まぁ、適当にウロウロしてても意外とどうにかなるってことです。




旅打ちに行きたい方へ

たまに当サイトへ、 「高設定地域へ移り住みたい! 良い処ありませんか?」 と伝えてくる方がいます。

んで、毎度のことなのでハッキリ言いますけどこのようなセリフを言う方は明らかに実力不足です。

本来、旅うちに出る人とは、自分の地域で勝ち続けた結果による行動です。

勝って勝って勝ち続けたらどうなります!?
答えは単純に複数のホールでどんどん居心地が悪くなってくるんです。


店長 ・ 設定師 ・ 店員 ・ バイト ・ 常連に他のお客さん ・・・・・


ギャンブル特有の勝つが故に嫌われるってやつ。
なかには「実力がある / 努力している」などと理解してくれて好意的に思ってくれる方もいますが、全体的に見れば敵対される割合の方が断然高い。

こりゃあもうね、入っただけでガラリと雰囲気が代わると感じるくらい「嫌われてるなぁ〜」と分かるレベルです。

職場でも学生の頃でも、イヤな人や嫌われている人が入ってきたら空気が変わるでしょ!?
もち、そんなの本人が一番感じている事だし、この空気を変えたいからこそ他へ行くんです。



それともう一つ。
これくらい嫌われていないと言うことは実力がないからで、それではどこへ行って打っても満足のいく勝ちは得られません。

全国どこにでもアホと目利きの上級者はいるものだから自分の地域で5番手くらいの実力ならどこに移り住んでも5番手くらい。
しかも慣れていない初めてのホールだと当然、勝てるにしても最初は10番手くらいの実力しか発揮できません
逆に運が良ければ最初から上級者がいないホールを探し当てれることもあるかもしれませんが、これこそまさにギャンブルでしょ!?


地元のホールだと、長くいるから意識してなくても設定状況にお客さんのレベル等を体感で把握しているけど、知らないホールだと設定状況以外はほとんど分からん。


よって、自分の地域で満足できるほど勝てていない人はどこに行っても満足に勝てないということ。
自分の地域には高設定が無いからと言って、高設定をしっかり使う地域に移り住んでも、どうせ設定1がもっとも多いんだから、その内の残り僅かしかない高設定を思うように取れないんです。


下手に動くとスロ以外の出費で自爆になってしまう。

旅うちにでるってのは、「ここら辺のホールで俺様の実力に勝てる奴はいない!」くらい、己が満足のいく結果を出した人のみが行ってるんです。


なので、「行こうと思うけど、どこが良い!?」ではそもそも話にならんのです。
まずは自分の地域で一番を目指して、それくらいの実力がついたら自然と上記のことを体験して旅うちという流れになるんです。




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