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指導打ち/メール指導

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指導打ちの経緯

2002年スロプロに転身して3ヶ月も過ぎようとした頃、いつものように朝一から狙い台を頂こうと足早に歩いていたら、ふいに顔見知りの人が近づいてくる。
一瞬だったが「あの〜・・」って、声は聞き取れました。

何にせよ当時の狙い台、キングパルサーの設定変更は美味しい。
僅かな時間のロスが収支に結びつくので誰だろうと関係なく、返事をしているヒマなんてありません。

当時の開店時間は10時からで、一通りの稼動をこなせば昼前にはなります。
こうして午前中の仕事を終えて駐車場に向かおうとした時、また声を掛けられる。


「スロットを教えて頂けませんか!?」

・・・歩きながら「断る」って感じで手を振る。 そして次のホールへ。


昼以降の稼動は大花火、もしくはキンパルのストック狙いが主流でした。
勝てる根拠が無ければ帰るか打たずにそのままホールで待機。
この待機中にまた来るんです。

ワザワザ後を付けて来るなんて・・・と、思ったが仕事中は相手にしない。

その後、ホールで会う度に「教えて!」って、ほんと面倒。


顔見知りといえど、これまで一度も話したことが無かったので普通に無視。
何度も「スロットを教えて!」と話しかけてくるのがウザかったので怒った事もあります。
それに名前すら知らない。

でも挫けない人って居るんですよね。
本気度はガンガン伝わってきました。




教えたくないワケ

一週間ほど経過したある日、流石に折れちゃう。
正確には「その時、たまたま気分が良かっただけ」なんですけどね。

それでもOKした声には怒気が含まれていたなぁ。
ここで間髪居れずに「時給3000円な!」と条件を・・・・
と、言うより何も考えずにこの言葉が自然に出ちゃったんです。
まぁ当時のスロット情勢なら普通かな?



教える条件はこんなモノ

● 勝ったら時給3000円で負ければ0円払う
● 何の機種をどのように狙うかの選択権は無い
● 何処のホールで何時から打つかは指導者が勝手に決める
● その他の言った事は絶対に守る



このルールも当前ですね。
しかし逆に大きな問題も。
それは指導打ちなら自分と同じ立ち回りになってしまう事。

朝一の狙い方からストック機をどのゲーム数で打つか?など全てに置いて似てしまう。
こうなると確実に指導終了後、自分の稼動に支障をきたしてしまうのは目に見えています。

実際に教えていた時なんか、打ち手のレベルが低い場合には後ろにズーット立って監視していなければならない。
はっきり言って他人に打たすぐらいなら自分で稼いだ方が得。
当時は楽しかったし、さらにライバル増えるし、で良いことは無いです。


教えた人によっては朝一、並んでいる順番を譲ってくれたりイベントなどの貴重な情報を提供してくれたりと若干のプラス面もありましたが、それでもやはりマイナス面の方が大きいですね。




指導打ちの感想

指導打ちなんて勝っている人なら誰でも教える事ができます。
さらに成功すると勝手に噂が広まり、新たなお客さんが声を掛けて来る。

この2002年は5人もスロプロを育ててしまい、軽く後悔したことも。
朝一、狙っていた台に教えた人が速攻で盗ってったし・・・

教える指導打ちの期間は、1日〜3日間ぐらいです。
大抵、勝ち方は知っているので後は指導打ちにより続ける判断と止め時を誤らない様、身体に定着させるだけ。


それと、ある程度スロットを打っている人よりは初心者の方がラク。
初心者の方は、詳しく知らないので質問も少ないですし、何より教えたこと以外は絶対にやりません。
後日、経験の浅い初心者の方は教えた狙い方をそのまま実践しているが、今まで打っていた人は自分の打ち方に戻ってしまい再び負けてしまった人もいる。


スロットをまったく知らないと教えた事しか出来ないから変なクセがついていない分、スロット経験者より初心者の方が有利と言えます。





スロット・メール指導

始めに

メール指導は前サイト・スロットプラスで不定期イベントに参加して頂いた方を対象にさせて頂きました。
以前からスロットをメールで勝たす事が出来るのか?という疑問がありましたので、こちらからお願いした次第です。

ここをご覧になっている上級者の方はメール指導をやってみることにより、改めて自分の立ち回りを再認識することが出来るので長期的な視点からみると教える側もプラスになるでしょう。

また受ける側の方は
どうすれば良いのか?などを記していきます。 




メール指導の流れ

上級者同士なら質問に答える程度と内容は簡単。
しかし初心者と上級者では知識や考え方に差が出てきます。

当初は質問する人に合わせて、どのようにサポートするのか!?を決めておかなくてはなりません。



大きくは以下の通りで質問者は答えてくれる人に打てる状況などを伝えましょう。


@ 住んでいる地域

質問する人は高設定地域!?それとも低設定地域!?  
もちろん狙い方が異なりますね。



A 打てる時間帯

朝一から打てる人も居れば仕事帰りになる人もいます。   
なかには土日限定って人も。



B ホールの客層・優良店

質問者の人がもっとも勝ち易いホールとなります。
指導内容によっては遠くのホールが適している場合もあり、本気で勝ちたいのであれば妥協しない。




細部に及ぶ指示   ※ 質問者さんの状況に応じて聞きます。

● マイホールに設定5以上は20台中、何台ありますか?
● 天井狙いは分かりますか? 
● 何処から打てばどれだけプラスになるか予測は出来ますか?
● 打った理由は何ですか?





主体は稼動報告になります。
ホールによっては入っている機種も違うので高設定判別や天井狙い、チャンスゾーンなどを狙う打ち方を指示されたり、止め時などの細かいところも指摘対象に。

疑問があれば直ちに質問し、自分なりの勝ち方を身に付けるまで続くって感じかなぁ。




質問者さんによくあること

負けている人にも多いのだが、やはり単純な勘違いが目立ちました。
判別し易い機種は好きな台とか宵越し天井の有無、引き際などです。

投資が多くなりすぎると回収できなくなる。
天井狙いも間違っていたらアウト。

その他にも機械割100%以上だからと打ちました。  ・・とか。


機械割100%以上でも勝ちに徹するのなら打ってはいけない場合もあります。

ほとんどの台は正確に設定を読む事が出来ない。
それに機械割102%程度で打ち続ければ現実の結果から負けが大きくなるなど。

○○市の××ホール・・・・と言われても分かりませんし、伝えた内容の誤解もあり。


伝える → 質問者さん行動 → 稼動報告 → 勘違い発覚  ってパターンです。


なので質問者さんは『思った事と稼動報告』は絶対に必須ですね。
少しづつ間違いを正していき、遊びから稼ぐスロットに移行できれば生涯収支は数百万単位と変わってきます。

勝つことの厳しさと難しさから、勝ち続けている人と負け続けている人との違いが理解できただけでもプラスになったでしょう。



メール指導の感想

正直言って当初は勝たせる自信はありませんでしたが終ってみれば苦情無し、伝えた事をしっかり実行した頂けた、嬉しい稼動報告が多いなど今ではやって良かったと思っています。

再び負けてしまうようになった方も居ると予想していますが、一度でもあのような体験をすれば大きな暴走は無いでしょう。

上級者の方はホント、理解が早くて助かりました。

常識より現実を重視する!
これが根付いていれば何処のホールでも例え勝てないにしても怖くも無いですね。
はい、結果が全てです♪

また、スロットとは関係の無い私生活の事。
このようなお話は特に嬉しく感じました。

スロットは繋がりのキッカケであり、本当に楽しく会話するのはお互いの生活についてですね。


意外と時間が掛かるメール指導でしたが、一つの経験として参加された皆様には改めまして心からお礼を申し上げます^^

こちらこそありがとうございました。




教える立場としてのデメリット


● メール指導


いやもうね、正直ガチでは二度とやりません。
単純に質問に答える程度ならそうでもないけど、細かいところまで分析してやってたからとにかく時間が掛かりすぎる。

まぁ、初心者の方はホールの設定配分等が分からないとか、質問が多いのは仕方ないんですけど、こちらも本気でやってたからほんの数名で複数回のやりとりで半日潰れたこともありました。

もし仮に10名もいて、当時のように質問回数は何度でも!ってやってたらもう一日中、PCの前から離れられないですね。
その結果、自分の時間を失うし、何よりこのサイトが初心者化してしまう。

一度目にスロットプラスを消したのは初心者の質問にも答えてたら、その人達にも分かるようなサイトになり、その結果、初心者化が進んで何処にでもあるような一般スロサイトのレベルに落ちたからやし。



最も今じゃあ、初心者の方には「他のサイトへ行ってください」 みたいなことをふつーに言ってるけど、まぢで本気のサポートしてたら完全にパンクするってことです。

質問する方も書くのに時間が掛かるでしょう。

回答するのも同じくらい時間が掛かり、それが複数人となれば
どれだけ時間を食うか分っていただけると思う。


ってことで、現在は初心者の方へは簡単に返したり他を探すように言ってます。






● 指導打ち


勘違いされている方もいるんですけど、カズが指導打ちをやってたのは地元だけで、他県はおろか隣の市まで行ってまで指導したことは無いです。


というか、ありえません。



現実的に負けるときはふつーに負けるし、何より他人に打たすくらいなら自分で打った方がラク。
仕事のように勝たさなければ・・・・・って、なると現場ではヒマになる反面ストレスもデカくなる。
リアルに勝てる台なんてあっちこっちに落ちているわけじゃあ無いし、一台打ち終わったら他に打てる台が無いことだってある。
もちろん初見のホールだと最初から一台もない可能性だってあるんです。
まぁ、これは地域や客層によるんだろうけど。


高設定を推測するにも経験者はホールの考えを読んでコレだな!と予測するのに対して、一般スロッターのレベルだと機種情報くらいしか知らないから何をどう説明しても「えっ、どうしてコレが高設定!?」って、感じで理解できないことだって普通に何度もいっぱいあった。
もち、あくまでも予測なんだから高設定そのものを読み外してしまうことだってあるんだし。


まぁ、こんなの全然良い方で、酷いのは逃れられることのできない負けが訪れた時です。


スロを分かってない方なら普通にクレームを付けられるのは当然でしょうが・・・。

今でも聞いたりするんです。
ボーナスフラグが立って、REG確定なのに、「7を揃えて!」とかいう人。
当然のようにREGを揃えたら「どうして7を揃えない!」って、本気で怒るんですね。
過去に何度か頼まれて揃えたことあるけど、「知るかっっっ!!」って、言いたくもなる。
・・・・・いやまぁ、言ったこともあるけど。


他にも設定6を打って負けたら騙されたと思う人とかで、ガンガンやってなくても定期的に指導打ちなんてやってたら遅かれ早かれいずれそういう目に遭うのは確定的。

そもそも面倒だし、逆ギレされるリスクを背負ってまで無償でやる人なんているワケがないんです。
貰うものはしっかり貰う。  だからこそ負けたら詐欺師扱いされるのは目に見えているってこと。



今ここを読んでいる人が上級者に指導打ちを頼みました。
実際に会って、高設定はこれだから打ってと言われ打ったら予想を外して負けました。


どうです!? ふつーに「え!?ホントにプロ??」とか、「うわっ、騙されたっ!」となるでしょうし、初めて会った方なら、なおさら人の正常な思考として、がっつり疑うのは明白。


もうね、頼む方からすれば「この人は間違いなく勝っている!」というのを自分の目でしっかり何度も確認をとっていなければ最初から指導打ちなんて成り立たないんです。
よって、知らない他人にやっているのは大勢の支持に守られたスロ雑誌の企画とかマジもんの詐欺師くらい。


パチンコだって、知らないホールだと正常な確率かホルコンのように仕組まれたあたり方をするのかなんて、行った瞬間に見抜けるわけがないし、今まで説明できたやつも当然いない。
初ホールなら全体的に相当回転数が上がっている夜限定、それでもホルコンなら初ホールで勝ち方を見抜くことはほとんど不可能。


なので、メール指導も直接教える指導打ちも教える立場からすればいろんな意味で損ってことになるので、
日本一の力量を持つ人でもやる訳ないんです。




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