依存症
継続的に続けていくと後戻りが困難になる依存症についての詳細は調べたほうが詳しく理解できるのでここでは病気とだけ記述しておきます。 方向性は違うけど、酒・タバコ・ゲームなどなど、誰でも何らかの形で体験している『気になる・止めれない・そのことで頭が一杯』と同類。 ただギャンブル依存症は別格。 なんと言ってもお金の減り方が異常に早い! こうなるとギャンブルそのものを辞めて、何か他の趣味などに時間を使いたいものですね。
人はそれぞれ人生において何に重点を置いているかが異なります。 仕事?家庭?遊び?・・・それはその人次第です。 ほとんどの人は空いた時間に少しだけ精神開放のクスリとして手を出しているでしょう。 もっとも必要なことは『頑張ったもの・頑張れるもの』に時間を多く割くのが良いのですが、遊びの範囲から抜け出せないギャンブルが一番になるとマズイ。 クスリも呑み過ぎると何らかの副作用が出てくるのは当然ですからね。 ギャンブル依存症になるパターンとしては『仕事を辞めて空き時間が増える → そこからギャンブル付けの生活』になり抜け出せなくなる。 仕事や家庭での大きなストレスがギャンブルという現実逃避の世界に走るなど。 うつ病になりそうな人がギャンブルで精神面を安定させ、仕事を頑張る!のもありますが、いままで補助的だったギャンブルが生活の前面に出てくると普通の人では社会とのバランスを失ってしまいます。 個人差はあるにしてもこれでは堕ちる可能性も否定できません。
ギャンブルは社会的に『悪』と思われていることからギャンブルは悪いものだと決め付けてしまう。 世間の常識、ギャンブルに対する認識の無さ。 このように上級者なら間違った世間の常識を客観的に見ることが出来ます。 @ 生活が狂ってしまった!ギャンブルが悪い! 人が堕落する要因は何もギャンブルだけに限った事ではありません。 ギャンブルによるストレス解消が無ければ鬱病になっていた可能性もあり得るのです。 もしかしてアルコールで生活が目茶苦茶になっていたかも!? ギャンブルが悪いのではなく、自分自身の判断の甘さが原因。 A ギャンブルで身を崩す人は生活も乱れている この場合、ギャンブルは関係ありません。 生活が乱れるのはストレスが溜まっている証拠であり、ギャンブルが無ければ何か他のものでガス抜きをしなくてはならない。 ギャンブルをやっていたからと思うのは間違った常識を信じる人でしょう。 B お金を借りる 借金をする ギャンブルをやりたいからお金を工面する・・・・って、これはその人の人間性の問題。 ギャンブルをやっていても借りたお金を返す人の方が多い。 逆にお金を返さない人はギャンブル関係無しで返さない。
上級者の優れているところは全体から判断しているところ。 ギャンブルを仕事と位置づけしているので自分の中での優先順位を組み立てることができる。 分かり易く言えば負けると見れば手を出さないし、もっと割りの良い稼ぎがあればそちらに移ってしまう。 ここでは一般的に思われているギャンブルの常識を上級者と比べることで正して行きます。
分析結果は表の通りだが、ギャンブルに対する認識は一般常識と上級者では全く違いますね。 ギャンブルを頑張るか否か? 努力する方向は正しいか? など、普通の人はギャンブルを正しく理解できない。 直線的な視点ではなく全体からの考え方がもっとも重要だと言えます。
家族など、身内がギャンブル依存症になって借金をしていたら肩代わりする人も多いでしょうが、これは絶対にやってはいけないこと。 まずは金融業者から借りたお金を返して利息付の借金を終らす。 これで利息分のお金を払わなくて済むので正しい判断だと思っている人は常識のみで人間の深い部分が全く見えていない。 借金をしてまでギャンブルをしていたのなら返済額全て、自分自身で払ってこそ本当に立ち直るのです。 ギャンブルを辞めた期間が短ければ再び手を出してしまう。 表情も変えずにウソをつくようになったら自分の事しか考えていない証拠。 手を出させないようにするには苦しそうでも返済には関わらず、自分の後始末は己でやれ!と、突き放してしまうのが正解。 自分の借金で見捨てられる不安と返済に追われる苦痛から、原因となったギャンブル中毒が抜けてくる。 さらに苦しめば苦しむほどギャンブルが嫌になる。 精神的苦痛は長期間になるほど心に残ります。 この心理を逆手に使うことによってギャンブル依存症を克服させるのです。 トップページへ |